- PC用オブジェクト指向開発製品の初めてはおそらく1983年のDigitalk Methods (言語としてはSmalltalk)である (https://en.wikipedia.org/wiki/Visual_Smalltalk_Enterprise)
- Digitalk Methodsは、1985年までにサザンパシフィックが権利を取得して日本でMethodsの名前で販売している
- MethodsのPC-9801対応品は1986年には登場している
- Methodsのグラフィカル対応品としてSmalltalk/Vが1986年に登場している
- これもサザンパシフィックが日本で販売している (PC-9801対応品もあった)
ちなみに、1985年のWindows 1.0は開発言語製品ではないが構造としてはOOである。Windows 1.0のウィンドウはクラスを持ってクラスから実体化し、サブクラスの機能を持ち、メッセージ交換モデルでウィンドウ間の通信を行う。
それを含めて考えれば、考え方としてのOOは1980年代初期にPCの世界にもたらされたと考えて良さそうだ。